局でひとり筆をとりて

普段は灰も被れないオタクよりの高校生が、硝子の靴ではなくキーボードと美しい文化を以て時には古典の世界を賞賛し、時には世間をぶった斬ります

清らかに徒然に 〜微炭酸って言葉の響き好きです〜

私はコーラが苦手です。
炭酸自体は好きですがあの独特な匂いがどうにも駄目で、ペットボトルが近くにあるのでさえ苦痛なのです。

テレビではスポーツ観戦の楽しそうな風景と共にコーラを売り出しています。私はそれを「別にその薬品ジュースである必要はないやん…」と眺めていたものでした。

今日、珍しく母とお昼にファストフード店に行きました。
アイスティのシロップを返そうとカウンターに並んでいたのですが、小さい子連れの家族が頼んだであろうコーラのグラスが並べてありました。

その大人っぽい色のジュースはふつふつと音を立てつつ、氷に多くの泡が閉じ込められていました。空気中へ今すぐにでも飛び出していきたいだろうに、そのグラスを傾けられるのをじっといじらしく待っているのです。
私はそれを眺めながら、ゴールの瞬間を一目見ようと画面にかじりつく人々を思い浮かべていました。

「ああ、あんたたちも待ってんだね」と自分の安直な思考回路に苦笑しつつ、やはり観戦にはコーラなのだろう、と私は認識を改めました。

清らかに徒然に 〜弁明(ではない)〜

えっと、前回の記事で語弊があるといけないので追加です。

ひとつの作品を見るのに他作品と比較してはいけないというわけではないのです。比較してそれぞれの良さがわかる、というのは私も理解しているつもりです。

ただ何かにつけて名前を出さないで、ということ。
どっちが好きならどっちが好きでいいです。でも見てると段々虚しくなってくるんです。
この人たちは何を争っているのだろう…と。

影響を受けるほど好きなものと事ある事に並べられて、優劣を評されたりパクリであるとでも言うようにひたすら似ている部分を具体的に言及されたりしたら、ウンザリしてしまうと思うのです。

清らかに徒然に 〜倣いと恥辱〜

やっと来れた…久々だなぁ。
しかしそこは安定の季雲、今回もほぼ愚痴になると思います。

創作において問題というか、論点というか…ええいめんどっちい!本題に行った方が早い!


私は最近UNDERTALEという海外ゲームが好きで、よく実況を観たり音楽を聴いたり考察したりしています。
(※UNDERTALEは説明が難しく、ネタバレを出来るだけ避けた方が楽しみが増える作品なので、詳しくは紹介用のページなどを調べてみてください)

で、このゲームなのですが。
製作者様が東方の影響を受けていることで有名なのだそうです。
言われてみればRPGなのに攻撃が弾幕なんだなぁとかの雰囲気それっぽいなぁとか私も思いました。

それはまあいいんです
…どっちも好きですが私は。

ただ、動画などを拝見していると
UNDERTALE東方だとどっちがいい」
この曲のこの部分は東方のあれ(曲名)」
などのコメントを結構見かけるのです。

それは黙っとけばよくね?と私は言いたい。派生作品なわけでもあるまいし。

何故なら文でも絵でも「誰それから影響を受けた」というのは少なからずあって、創作人は必ずそのジャンルの先輩の作品を見て成長するものだからです。独学といっても生産するだけで全く娯楽に触れないなんて人いませんからね。

影響を受けるパクリ、この違いって場合によってはかなり曖昧なものであると私は思います。私の絵も中学で知ったアニメと瞳が似ているし、文のジャンルは昔読んでいた作家さんと似ています。
私はそれを自分の成長過程としか思っていませんが、「その絵○○の真似してるでしょ」と言われればハッキリ否定出来る自信はありません。


この作品はこの作品あの作品はあの作品と評価すべきではないでしょうか。あまりひとつの作品について他作品の名前を引き合いに出すのはよくないと思います。
それはどちらの作品の価値も下げてしまう行為だからです。

本当にその作品が好きなら、それぞれを別のものとして愛することが出来るはずですよね?

清らかに徒然に ~未成年がハラスメントについて思うこと~

 

…我ながら今日のタイトル真面目ですね(笑)

 

最近お偉いさん達泥遊びしてるので、働いたこともない私が色々言いたいこと言おうと思います。

私なりに報道を聞きながし(←おい)しながら考えましたよ、うん。

 

 

ハラスメントって概念的というか、頭の片隅にちょこんといるような…そんな言葉だと思うんです。説明しますね。

 

本来ハラスメントとは、「本人の意図と関係なく相手を不快にさせたり、尊厳を傷つけたり、不利益や脅威を与えたりすること」を指すそうです。

…ところで、皆さんにお聞きしたいんですが。

 

不利益の基準って何です?????

人によって違うでしょ、これ。

 

例えば私。

前の記事でも言いましたが被虐体質です。所謂Мとかマゾ呼ばれるやつです。

感度が高く、触られると色んな感情が押し寄せて変な声が出るんです。なので友人は性別関係なしにくすぐってきます。

でも私はブチ切れずに割と寛容にしているつもりです。友人が厭らしい気持ちでなく、私と触れ合ってくれていることはわかっているからです。

しかしながら、マゾだから嬉しいでしょ?と大して親しくしてない男に触れられたら遠慮なく変態として友人内に情報公開させて頂きます。

マジで。それとこれとは違うでしょう(笑)?

 

パワハラだろうがセクハラだろうが人によって基準は違う。当たり前ですよね、人間だもの後でここがおきまり(?)のフレーズになっていることに気付いた

 

だったら…平和に行くしかなくない?

 

自分にとっての普通で接して、不快なことは相手にきちんと伝える。

「あ、これ嫌なんだごめんね。次から気を付けるからね」

「うん。ありがとう!」

 

これでいいじゃねえか!!!!!

セクハラしたいなら尼寺へ行け!!!!!

(※尼寺とは昔の隠語でえっちなお宿のことです)

 

ハラスメントは人によって違うんです。だったら言い争たって仕方ありません。だって、互いに自分のハラスメントを正当化することしか考えてないんだから。

 

TOKIOの兄貴は送検理由では駄目な大人だったけど、被害者の方ときちんと和解しています。お互いの基準に折り合いをつけたのです。

やってることはマシかもしれんが次官の方がその意味では汚い大人です。相手の基準を見ようともせず、自分の正当化しかしていないなんて。それはセクハラ以前にひとりの人間として身勝手だと思います。

 

ハラスメントは互いを護り、折り合いをつけるための言葉です。

これ以上、互いを傷つける武器として使わないでください。

清らかに徒然に ~足掻かなくても相容れることもある~

そろそろ葉桜が綺麗になってきましたね。では前回に引き続き。

私の記事をご贔屓にして下さっている方なら、まあ私が変人であることはご存知だと思います。
そして、類は友を何とやらで私の周りにも変人が沢山います。というか私なんか足元にも及ばない筋金入りの変人ばっかです←?

が、その中に時々、「ん?」という人が混じっていたりします。私がそう思う人のパターンはふたつあります。

1.趣味嗜好に一般人の八割方が引きそうなものがある
2.何となく「社会に溶け込めない」オーラがある

今回主に言いたいのは2の人たちです。

私の関わってきた数人しかないので世間的にはどうなのかわかりませんが…彼らは「人付き合い以前に問題がある」のです。自分の過失を過失と認識出来なかったり(誤魔化しではなく、本当にわかっていない。過失はわかってるけど謝り方がわからないパターンもアリ)、常識的な部分が欠けていたり。そして高確率で1も持っています(しかも強烈なやつ)。

私は彼らに声をかけ、話を聞きました(まあ拒絶されないことを感じ取って向こうから来る人もいたけど…)。そしてわかったことがあります。みんな本質的にはすごく純粋で素直なんです。味方すると甘えてくれた後輩も、誕生日にクレーンゲームで好きなアニメのフィギュアを落としてくれた切断趣向の幼馴染も私は好きです。

今まで色んな人と関わって、傷つけ合ったり衝突したりしました。もう関わるなと周りに言われたこともあります。でも一番辛かったのは、人格も趣味嗜好も大して知らない関係なのに容姿や雰囲気で軽蔑したりいじめたりする輩でした。通常の思考回路してるくせに寧ろ異常だろおい。
私は未だに人とどう付き合っていけばいいのかわからないことばかりです(あたりめえだよ未成人)。
ただ言いたいのは、「どんな人が自分と合うのか」「どんな人が普通か普通じゃないか」なんて机上の話ばかりで、結局は個人の感覚に過ぎないのだということです。

だから私は、異常じゃない人が一番おかしいと思うのです。


もちろん私もマゾでカフェイン中毒で自分のバイオリンに名前をつけてる変な奴です。
この世に普通なんてないのだ、諦めよう←ここまで来ると大体のことが受け入れられようになるよ!ならない方がいいよ!

清らかに徒然に ~どう足掻いても相容れない~

愚弟の話をひとつ。
…いや、別に贔屓(はしてるけど←)ではないです。彼から学んだり知ることが多いからよく口をついて出るだけです←???

彼はパラフィリアがあるそうです。
はい今「なんじゃいそれ」てなった人いますよね。実は私も上手く説明できません、難しいしややこしくて。

まあ簡単に言えば、「異常性癖」「性的倒錯」…といったところかな。「〇〇フィリア」と書いて「〇〇性愛」という意味になるみたいです。
ただその範囲は凄まじく、種類も覚えきれないほどあります。

「なんかやばそうだな」「キチガイばっかなのでは」と思われるかもしれません。ですが一概には言えません。
もし快楽殺人の犯人が「切断性愛」や「血液性愛」ならやべえかもしれませんが(実際にそういうパラフィリアがある)、例えば私が聞いてすげえ…と思ったものでは「災害性愛」などがあります(名前は忘れたけど「死んだフリが好き(冷たい亡骸は嫌い)」とかいう人もいるみたいです。ここまで言えば種類が膨大であることはわかると思います)。
…何度も言いますが、社会的に問題がある人ばかりではありません。愚弟の場合は「不謹慎だから」と具体的な性癖を話してくれませんが、「バレたら恥ずかしいから」「軽視されそうだから」ではなく周りを気遣って黙っているのです。こんな奴(こんな奴言うなや)が悪い人間なわけないと思います。
パラフィリアのある人の多くはネットで自分の性を満たす動画や画像を探して楽しんだり、コミュニティを作って支えあっているみたいです。


……と、前置きが長くなりました、超長くなりました(スライディング土下座)。


私が今回言いたかったのは、相容れるか否かと偏見に趣味嗜好は関係ないという話です。

…前置きのはずなのに長くなりすぎたので続きは次回!←殴

清らかに徒然に ~ちょっと待てやおらどういう意味じゃ(小説付き)~

…わからん。
文芸部の連中は言う、『姉貴(俺)の文体は色気がある』と。

なぜ私が姉貴と呼ばれるのかはまあ以前の記事を読んでもらうとして←

文の色気って何じゃいという話。


そりゃ私は人の感情を書くのが好きですから、昔から恋愛だのあれこれ書きました(今も)、CP作成すると確実に1回はR18の場面が発生します。恋愛脳だのエロ脳だの言われるのは慣れた(慣れるな)。
しかし、文体に色気があるというのはどうも腑に落ちないし度し難い。

色気と言うからには、きっと艶やかで美しいもののことだろう。生々しいのとは違う、私はそういうのは嫌いだ。

耽美派自然主義は違うと言えばわかるだろうが(わかんねえよ)、ただ言いたいのは、私が目指すのは登場人物の強い感情のぶつかり合いであること。有川先生の恋愛小説が情熱的で、はっちゃけてるとこはっちゃけてるのに色んな層に読まれるのはそういうことだと思う。

それと、風流は大事にしている(つもり)。
目の前の色、温度、香り…全てを出来るだけ柔らかい言葉で(こっちは)生々しく書いている(つもり)←先程からつもりが多い。自信がないのだこいつは
そこは場面の展開や心情の変化を表現する重要なものだと思う。

そう、私のモットーは「人間の醜さと美しさを曝け出せ」「風流はどこまでも探求すべし」このふたつのみである!
どうやったら色気が出るんでしょうか?これでも私、彼氏いない歴=年齢の浪人生(予定)なんですけど。

…誰かが分析してくださると信じて(怠惰)、昔「冷たい手」をお題に書いた文を載せようと思います。
これで愚弟は背中が痒くなったらしいが知るかそんなもん(ぶん投げ)
制作時間は一時間程度なので言葉の稚拙さはお察しということで。



*冷たい手

僕の手は冷たい。いや、別に自覚はないしどうでもいいんだけど。
だが今は残暑が続く季節で、自分の手は重宝する。常に冷えピタを持ち歩いているようなものだ。
「…だから、偶には恩返ししようと思ったんだよ」
「何が恩返しよ」
一緒に歩いていた少女はムスッと顔をしかめた。
この子とは幼稚園の頃からの付き合いだ。幼少期から周りに比べて女々しかった僕は、彼女とよく遊んでいた。
あやとりしたり、かぞくごっこでどっちが姉か兄かと喧嘩していたのは今では少し恥ずかしい思い出だ。
ところで彼女の手は温かい。
僕の短い人生の中で感じた誰のものよりも温かく、彼女の心をそのまま表したような手。
冬の寒い日はよく手を握ってもらったり、摩ってもらったりしていた。あんたアイス好きだからって食いすぎてんじゃないの?と悪態をつきながら、いつも優しく触れてくれた。
大事な、大好きな僕の親友。
そしてその親友は、ある日を境に僕の手を握らなくなった。
「今暑いじゃん、君の手はどうせまた天然カイロになってるんでしょ。冷やしてやる」
「失敬な…とにかく文字通りあんたの手は借りないわよ、天然保冷剤」
何かを踏み間違えたのだろうか、それとも彼女を傷つけるようなことをしたのだろうか。
冷たい僕に、温かい彼女はわからない。

あいつは何か誤解しているらしい。
何も彼は悪いことなんてしてない、これは私の問題だ。
小さい頃から私の遊びに付き合ってくれた彼の手はいつも冷たい。きっと内側が温かすぎて、熱が身体の端まで届かないんだ。彼以上に優しい人を私は知らないから。
夏の暑い日は勝手にあいつの手を頬にあてていた。苦笑して許されるのをいいことに、しょっちゅうやっていた。
いたこともないけれど、恋人よりも大切な親友。
ある日を境に私はあいつに触れなくなった。
彼の手は段々と強く関節が張った。ふわふわとした心地もどこかへと消えた。男の人になったんだと初めて思った。
思春期の私には好きな人くらいいる。今までだってそうだ。それでも彼だけは別枠の存在で、何を一緒にしても躊躇がなかった。
それでも、もう駄目だ。
硬く冷たい手に触れれば、私の手のひらは少しずつ冷やされていく。熱が終わりなく吸い込まれていく。
……彼の温度に染まる。
それに気が付き侵されていくような気持ちがして、急に怖くなった。今まで壊さずに保ち続けたものに泥を塗ると思った。
「…あんたも大人になりなさいよ」
「はぁ?」
何も踏み間違えたくなくて、彼を傷つけたくなくて。
温かい彼と、冷たい私。それだけにはなってはならない。