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局でひとり筆をとりて

普段は灰も被れないオタクよりの高校生が、硝子の靴ではなくキーボードと美しい文化を以て時には古典の世界を賞賛し、時には世間をぶった斬ります

清らかに徒然に ~平安の才女を愛する者が特に著名な二名を比較します その弐~

 

中学からの友人で部活の相棒(?)に「創作のなんかは続きださないの?」と聞かれましたが華麗にスルーしてこの記事を終わらせます、ごめんね。ってうわっ私があいつに大したことじゃないのに謝った!キャラ崩壊だ!←?

 

 

清少納言について 

さて、彼女も前回紹介した人の様に才媛ですが・・・私の好きな方なので張り切って喋りますよ!・・・あ、外でにゃんこたちが唸ってる、喧嘩だわ←全然関係ない。

以前から言っていますがここでは清女と表記させて頂きます。

私は小説枕草子で入手した情報も含めて話しますので間違いがあったら訂正お願いします・・・頼れる方は限られてきますが。まあ量より質です、問題ないでしょう。

 

清女は有名な歌人清原元輔の娘です。遅くに生まれた彼女は父上から可愛がられ、学問の手解きを受けます。体育会系の橘則光(今の警察官みたいな人だった。人柄は悪くないが出世は遅く、女房たちからも親しみを込めてなめられるタイプ。因みに平安人の癖に和歌を詠めないとゆーか見ようともしない)と結婚した彼女の生活は退屈なものでした。もっと自分の知識を生かせる場、宮中に憧れを抱いていたのです。そんな清女に女房として宮仕えのお声がかかります。これ以上の喜びはなかったでしょうね。

 

元々の性格が明るく知識の分野が幅広い清女はあっという間に女房たちの中心的存在になりました。中宮定子様とも姉妹の様に仲睦まじい彼女は、創作に打ち込んだ紫式部とは違い、自分の大好きな宮中についてしたためることとなります。ここでジャンルがハッキリと別れましたね。

 

しかし彼女はムードメーカーであった傍ら、それだけ自分の感情を隠さない人物でした。ズケズケ物事の本質を言う人って面白いですがね。そして清女の最大の欠点は、派閥意識が皆無のことです。

清女の宮仕え時代は道隆の世ですが、彼の亡き後は息子の伊周と弟の道長の権力争いが起きます。そのときに彼女が仲良くしていた・・・結婚もほめのかしていた(結局はぐらかしているが)のが藤原斉信ですが、この人は道長側です。伊周の妹に主従している女房であるにも関わらず彼を褒めちぎっていましたから、道長のスパイだという噂をたてられて実家に帰ったりしました。誰よりも中宮様を大切に思っていた彼女にとってはこの上ない屈辱だったのでしょう。

でも清女が自分を愛してくれていることは中宮様もよくご存知でした。斉信の話をされても彼女を贔屓だとからかったり、清女が実家に帰ってからも参上するように何度もお手紙をお書きになっています。堅い信頼関係で結ばれていたのは、お姫様からも愛される人格であったということですから、本当に憎めない人です。しかもその後「悪口?誰でもつい言っちゃうものだから仕方ないよね、それよりも自分を棚に上げてそれを非難する人の方が煩わしいわ」と言っちゃうから清々しいにもほどがあります。

 

それにしても枕草子の魅力といえば、現代にも通じるはっちゃけた清女の輝かしいボヤキです(変な日本語だ・・・)。

「容姿が悪い僧侶は顔を背けたくなって説法にありがたみがなくなるからイケメンがいい」とか仏教の話題でザ・煩悩なことを言ってみたり、「昼間からいちゃつく不細工なカップルは見苦しいから顔が見えない夜にやれ」とか・・・容姿ばっかだな、おい。彼女はブスとバカが大嫌いなのです。

中でも私の大好きな言葉は「自分の嫌ってる人が痛い目に遭ったら罰が当たるって思っても喜んじゃうよね」です。これは衝撃ですよ!?ある意味革命です!

普通の人なら「そんなことは・・・」と口籠りそうなところを一切偽善者ぶることのない彼女の言葉は人間の本質を突いています。並大抵の凡人とはやはり違う。

 

あ、そうだ。斉信様より素敵な方(個人的に思うだけ)と清女の関係については

 

kikumonagon.hatenablog.com

 ・・・まあ興味のある方はご覧下さい。閲覧なさっている方ももう一度ご覧下さい。←え?

 

 

<結論>

結論を出すのはこの記事を見て下さった皆さんです。

あの平安の乙女たちは生まれながらにして才能、そして知性を生かす為の人格を全く違うながらも神様から授かりました。

二人に優劣はつけられません。この二次元キャラかってくらいに濃くて正反対の性格の二人を選べるのは個人の好みしかないのです。

ただ言えることはどちらもどんなに他国の方が先進していたとしても、あれだけの文学をどこよりも早く生み出したのが日本、しかも決して男女が公平でなかった時代の女性であることが、我々にとって誇るべきなのだということを忘れないで下さい。

 

さーて書き終わったぞ!生クリームたっぷりのカフェオレを自分に奢ってやろう!深夜一時だけどな!