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局でひとり筆をとりて

普段は灰も被れないオタクよりの高校生が、硝子の靴ではなくキーボードと美しい文化を以て時には古典の世界を賞賛し、時には世間をぶった斬ります

清らかに徒然に 〜色塗りは楽しいぞ〜

お絵かきの好きな人には線画は出来るけど色塗りが苦手な人と、線画は苦手だけど色塗りは出来る人の2パターンがあると思います。私はどちらかと言うと色塗りの方が得意です

今日塾のテキストで扱われた書籍が色に関する論説だったので、私の色に対する考え方も含めて素人ながら色塗りについてお話します

私が色を塗る際にオススメしたい画材は、水彩色鉛筆クーピーです
何故かというと、この2つは色という概念を感じやすいと思うからです

皆さんは画材の色をどう見ていますか?
例えば私達が園児の頃、9色や12色いろえんぴつ又はクレパスなどを使って画用紙に絵を描いていたと思います
the原色の画材で物を表現することによって私達はこの世界の対象物を何色と言えば良いのかを学びました。でも今はそんなことする必要ありませんよね?

私は1つの物を一色で塗る必要はないと思いますし、色と色を混ぜるという考え方も一旦置いておくべきです
どういうことかというと、物を塗る時は光を重ねるイメージで塗るべきだと思うのです

そうですね、例を挙げると…
浅葱色ってご存知ですか?
ターコイズのようなどこか緑味を感じる水色に似た色です。新選組の羽織の色にも採用されています
しかし浅葱とは本来葱の新芽を表します。ということは緑味の青ではなく緑のはずなのです。これは何故か
私の考えですが…浅葱色とは、葱の新芽が朝日を受けて輝く色なのではないでしょうか?
なので太陽の優しい光、つまり黄身の加わった青(元来日本が形容詞的に使った色は赤黒白青なので、緑も青と言ったと思われる)
つまり全ての色は原色に光が入って出来るのです。それなら色塗りでもそれを意識して混色する必要がある

私が水彩色鉛筆とクーピーをすすめるのは、紙の上で色を重ねてもきちんと混ざるからです。つまり光を黄色(又はベースに準じた明るい色)、影を水色(又はベースに準じた暗い色)で表す

簡単に言うと
①ベースの色を薄く大雑把に塗る
②光の色、影の色を上から塗る
③更に光のイメージに合わせて違う色を重ねていく

この流れです。植物の場合はベースを塗る前に葉脈を水色でなぞっておくのもいいかもしれません
水彩色鉛筆ならベースが乾く前に芯の上で水筆を撫でて色を付けて重ねる、クーピーなら違う色を重ねる毎に消しゴムを軽くかけて下さい。自然と馴染んでいきます。最近は水筆に小さなタンクがついたタイプも安価で購入できるので、水入れを用意しなくても塗る度にティッシュで筆先を拭けば無駄な混色も防げます

お手本に出来るほど上手くありませんが私の絵を載せておきます

これはFate/Grand Orderというゲームのキャラクターで清姫といいます(元の伝説も面白いのですが、ここでは関係ないので割愛)
清姫の髪の毛ですが、私は最低でも4色使っています。緑っぽい髪色なので、ベースを作る為に褪せた青と黄緑、光(黄色)と影(水色)で一色ずつです
手前に黄色、バックに水色を多めに重ねることで立体的に見えると思います…多分(自信ないんかい)
あ、因みにこれ肌色使ってません。顔や首の影になる部分にオレンジ色を重ねると肌っぽくなります。ただし色白さんにしか使えないのでご注意を!

言い忘れていましたが、用意する画材は自然色をオススメします。黄色ではなく山吹色、橙色ではなく朱色…といった具合です
自然色は原色に光が既に加えられているので更に深い色を出せます
料理のお出汁と同じです。原色に合う光を沢山加えて味わい深い色を作ってみて下さい

あともう一つ個人的なことですが、キャラクターなどを描く際に元のイラストに頑張ってカラーを似せようと躍起になる必要はないと思います
あまりにも色が違わなければ問題ありません。ドラえもんを黄色で塗るとドラミちゃんに見えても、シアンだろうがコバルトだろうが群青色だろうが青で塗ればドラえもんに見えるからです。それより何色も使ってその場にドラえもんがいるような立体感を意識した方がクオリティは高く見えるはずです…多分(だから自信ないんかい)


芸術科でもない高校生がここまで書いてきましたがいかがでしょうか?
これが少しでも皆さんのお絵かきの参考になれば幸いです