局でひとり筆をとりて

普段は灰も被れないオタクよりの高校生が、硝子の靴ではなくキーボードと美しい文化を以て時には古典の世界を賞賛し、時には世間をぶった斬ります

清らかに徒然に 〜微炭酸って言葉の響き好きです〜

私はコーラが苦手です。
炭酸自体は好きですがあの独特な匂いがどうにも駄目で、ペットボトルが近くにあるのでさえ苦痛なのです。

テレビではスポーツ観戦の楽しそうな風景と共にコーラを売り出しています。私はそれを「別にその薬品ジュースである必要はないやん…」と眺めていたものでした。

今日、珍しく母とお昼にファストフード店に行きました。
アイスティのシロップを返そうとカウンターに並んでいたのですが、小さい子連れの家族が頼んだであろうコーラのグラスが並べてありました。

その大人っぽい色のジュースはふつふつと音を立てつつ、氷に多くの泡が閉じ込められていました。空気中へ今すぐにでも飛び出していきたいだろうに、そのグラスを傾けられるのをじっといじらしく待っているのです。
私はそれを眺めながら、ゴールの瞬間を一目見ようと画面にかじりつく人々を思い浮かべていました。

「ああ、あんたたちも待ってんだね」と自分の安直な思考回路に苦笑しつつ、やはり観戦にはコーラなのだろう、と私は認識を改めました。